不死化乳歯髄幹細胞培養上清液とは

 人の体は約何十兆個もの細胞から構成されており、様々な細胞に分化(変身)、自らを複製する能力をもっている細胞、それが幹細胞です。
 10代になると新生児の10分の1になり、50代になると、40分の1にまで減少してしまいます。また幹細胞は数だけでなく、質の面でも年齢とともに衰えてきます。

細胞は様々なシグナルを発して互いに情報交換しており、細胞同士で増殖のスピードや分化の程度などの生体機能を調整しあいます。このシグナル、信号分子は、分子量3万程度のたんぱく質からなるサイトカイン、成長因子(GF)等で構成されており、生理活性物質とよばれています。
 この生理活性物質は数千種類にも及び、多彩な生物学的効果を持っていますが、すべて培養液の中に蓄積しています。この培養液の中から細胞や細胞の残骸、代謝物質、老廃物を取り除いたものが培養上清です。

この中でも乳歯歯髄幹細胞(SHED)は、人の乳歯歯髄組織に存在する間葉系幹細胞(MSC)に分類される細胞として発見されました。乳歯歯髄幹細胞(SHED) は骨、軟骨、脂肪、神経などへ分化する能力と自己複製能を併せ持っています。

SHEDーCMの培養上清には神経の再生に関係するサイトカインが他の培養上清に比べて格段に多く含まれ、濃度が高いことがわかります。
神経疾患、(脳梗塞、アルツハイマー病、脊髄損傷、ALSなど)の培養上清治療でSHE-Dがもっとも効果が高いことを示しています。さらに抗炎症サイトカインやマクロファージの形質転換に関係する、MCP-1とsiglec-9の濃度が高いことも重要です。これはSHED-CMには炎症を抑え組織を再生する力が強いことを意味しています。

●SHED-CMにのみに含まれる因子
<神経保護作用>
Insulin インスリン:人体・組織の成長をコントロールする
HGF *肝細胞成長因子:神経の増殖と再生を促進する
PIGF 胎盤成長因子:血管を新生する
NCAM-1 神経細胞接着因子:神経の発生に重要な働きをする
VEGF-A 血管内皮細胞増殖因子:血管・リンパ管の新生に関与する
SCF 幹細胞因子:血液の形成に関与する
GDF-15 成長/分化因子:神経の成長と分化を促進する
EG-VEGF 内分泌線由来血管内皮細胞増殖因子:血管新生に関与

<神経軸索伸長作用>
TACETNFの変換酵素:創傷治癒を促進し炎症をコントロール
NrCAM神経細胞接着因子:脳神経のネットワークを再構築する
MMP-2マトリックス・メタ・プロテアーゼ:細胞外マトリックスの再構築
MMP-3マトリックス・メタ・プロテアーゼ:コラーゲンの分解に関与

<抗炎症作用>
IL-28Aインターロイキン28A:細胞増殖を抑制する作用・マクロファージ調整作用
Siglec-9シアル酸結合Ig様レクチン9:炎症型マクロファージを制御して炎症を抑える

●他の幹細胞にも含まれる因子
HGF 肝細胞増殖因子: 臓器・組織の増殖・再生を促進する
GDF 細胞増殖/分化因子: 組織の再生や増殖を促進する

不死化乳歯歯髄順化培養上清液に含まれる主なサイトカイン

不死化乳歯歯髄幹細胞順化培養上清液には、EGF、VEGF、PDGF、IGF-1、TGF-β、TGF-αなどの数百の成長因子やサイトカインが含まれています。
■EGF
・新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消
・健康な肌色にする
・肌を滑らかにして若々しくする
・新しい皮膚細胞を再生する事で傷口の回復を早める
■VEGF
・VEGFが毛根へ栄養を運ぶ事で発毛を促進
・新しい細胞を生産する事でシワを防止・改善
・肌にエネルギーを与え、肌つやを改善する
■PDGF
・損傷を受けた皮膚細胞の再生を促進
・コラーゲン合成を促進しシワを改善
・育毛を促進
■IGF-1
・新しい皮膚細胞創生によるシワの予防と解消
・コラーゲンとエラスチンやヒアルロン酸を増す
・皮膚感触を良くし、顔やボディーの無駄な脂肪を燃焼させる
・毛根を刺激し髪の毛を強くする
■TGF-β
・細胞の分化・誘発などの老化を防ぐ
・肌のテクチャーを改善(コラーゲン、エラスチンに関与)し、若々しい肌を保つ
・傷跡を残さず修復する因子
■TGF-α
・コラーゲンとエラスチンの構造を強化する事で肌の弾力性を増す
・肌の成長を促進し、傷の治癒を促進する
・新しい細胞を生産する事でシワを防止、改善する


(税込)